ものがくっつく仕組み、汚れの正体、そして落とし方の化学
「くっつく」という現象には、複数の科学的メカニズムが関わっています。接着剤の種類や接着対象によって、主に働くメカニズムが異なります。
表面の微細な凹凸に接着剤が入り込み、硬化後に物理的に引っかかって固定されます。表面を粗くすると接着力が上がるのはこのため。
モノマー分子が重合し、分子同士が橋渡し構造(架橋)を形成します。エポキシ樹脂の硬化反応が代表例。3次元ネットワークが強固な接着を生みます。
接着剤と被着体の官能基同士が化学的に結合します。水素結合や共有結合など、結合の種類によって強度が異なります。
-OH···O=C- / -NH···O=C-Si-O-Si(シランカップリング)分子間引力(弱い)